鍛えつくした証、流麗なダマスカス刀身が美しい「土州斬魄刀」が完成。これ一本で、切る、払う、捌く、割るという作業が出来る。ナイフのような両刃仕上げなので利き手を選ばずに使える。この一本で渓流を始め狩猟やキャンプ、登山などに幅広く活躍。刃となる鋼に出雲の真砂(まさ)とよばれる砂鉄を原料とした高純度炭素鋼、日立安来鋼青紙二号を使用。ダマスカス鉄と和鋼15枚合打ち、青紙二号を片面7層で挟み込み鍛えた刀身はその切れ味、耐久性で土佐刃物最高峰と言えよう。刀身に浮かぶ、深く美しいダマスカスの波紋は鍛えつくした証。晶之入魂の業物である。握りやすいハンドルは人気の高い、赤見が特徴のココボロを使用。握りやすい形状で仕上げた。指を守る鍔は、ニッケルシルバーを使用しました。柄尻には紐が通せる穴が空いている。ロープやパラシュートコードをつけることも可能だ。ハンドルの淵は、力をこめる際に手に馴染むよう丸めています。ブレードを収める鞘は職人が1本1本ブレードに合わせて制作し鞘にはベルト通しが付いており、軽量化した鞘は腰にぶら下げても移動が可能です。鞘の表面は、オイルステン着色加工を施しハンドル同様、鞘の面は丸めて仕上げたインパクトあるデザイン。