子どもの健全で豊かな育成のために五感の発達の大切さを啓蒙する五感教育研究所の監修のもと、ビクトリノックスのナイフを使って工作できる、脳育工作キットシリーズの第一弾としてひのきのおやこばしひのきのとんぼの2製品を2012年6月上旬より、ビクトリノックス・ストア銀座ほか直営および専門店で販売を開始します。\r\n\r\n ■脳育工作キット第一弾内容\r\n今回発売するのは大人から子どもに正しいナイフの使い方を教えながら一緒に体験するための工作キット。ひのきでおはしが作れるナイフ初心者向けのひのきのおやこばしとナイフ中級者向けのひのきのとんぼの2製品です。工作材料となるひのきは、防腐剤、防虫剤を一切使わず、環境負荷のかからない国産の端材を使用しています。製品パッケージは、くり返しリサイクルされるエコ素材、段ボール100％。リサイクルできるのはもちろん、キャンプ場で工作体験をした後に、焚き火の着火に利用するのも良いでしょう。 \r\n 工作での使用に推奨するスイスアーミーナイフのモデルはティンカーなど、子どもでもにぎりやすいボディサイズ84mmのスモールオフィサーナイフです。\r\n\r\n ■ビクトリノックスが伝えたい、“五感教育”の大切さ\r\n現代の子どもたちとその親は、自然体験やナイフなどの道具を使った複雑な手の動きを経験する機会が少なってきたといわれています。キャンプ白書2011によれば、青少年のうち、昆虫をつかまえたことのある人は、1998年から2009年にかけて、約8割から約6割へ、キャンプをしたことのある人は同期間で約6割から5割以下にまで減少しているといいます（独立行政法人青少年教育振興機構子どもの体験活動の実態に関する調査研究2010年10月）。\r\n\r\n こうした現状に対し、本製品を監修する五感教育研究所は、五感の機能が低下すると、感性や創造性など、児童期・子ども期にかけて獲得すべき感覚が欠落していくと指摘します。 危険だからという理由で子どもからナイフを遠ざけるのではなく、ナイフを使った工作などを体験させることで、子どもは五感の機能を発達させ、いざという時に役立つ知識や技術を習得していきます。また、間違った使い方をすればケガをすることを知って正しい道具の使い方を学ぶのも貴重な体験です。ビクトリノックス・ジャパンはこれまでにも、CSR活動の一環として、イベントを通じ、楽しく・安全なナイフの使い方が学べる体験の機会を提供してきました。この工作キットも同じ想いで、日本で独自に開発し、初めて製品化したものです。毎年、何をするかで頭を悩ませる夏休みの自由工作にご利用いただけることはもちろん、親から子へ、ナイフの使い方を、お手本を示しながら丁寧に教え、一緒に工作を楽しむことで、親子の絆を深めるアクティビティとしても役立てていただけます。また、子どもだけではなく、久しぶりに童心に返って工作に熱中したい大人の方にもオススメです。工作キットが完成したら、実際に使用することで、ひのきのぬくもりを感じ、ひのきのトンボを使って外で遊ぶことで、達成の喜びを知ると共に、さらなる五感の成長につなげていただきたいと考えています。\r\n